愛らしきしぐさを求められている熊の眼の檻越しの空
確率の少なきほうへ駒を張る心は弱きものにしあるかな
処世術としての礼儀を覚えゆく間に我の時計は進む
雨やまず手作り凧はおさな児の腕に抱かれていた冬休み
群生すひまわり空を一心に見つめる来世は空を飛びたし
いかにして生きるかいかにして死ぬか設問二題口笛で解く
ちぎれ雲楽譜に見立て口笛を吹いてる。我は恋をしている。
空文化せし戒律に鈴鳴らす托鉢僧の経が眠たし
宝くじ売り場ににっこり微笑める西田敏行、君の本音は。
誰が見ても優しい人の逆鱗に触れてみたいと思う無邪気さ
二児の父。その他いろいろ。
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