我なりの革命信じカタカナでゲバラと書きし若きあこがれ
大願として「合格」の字を書けば赤き達磨が白眼視する
翼あるものに嫉妬し「空なんか孤独を証明するためにある」
この国を愛していると叫んでたきっと片思いの街宣車
みどり児とならぬ魂ふわふわと中絶医院の窓から空へ
骸骨が皮一枚を着飾って「産まれたままの姿」で愛は
延々と「今日のランチ」を書き連ね彼のブログという自己表現
水玉の反転世界は綻んでただまっすぐに光る太陽
中学の教師の書きし調査書に「従順」二字の少年時代
ひだまりの中でいくつか嘘をつき彼を愛する彼の恋人
二児の父。その他いろいろ。
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