上から読んでも下から読んでも同じ…というのを短歌で書いてみました。
なるべく短歌らしい雰囲気になったものを三首発表します(たいてい謎の呪文のようになってしまうので…)。
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往く波はもと月通う恋の身の憩う夜書きつ友は皆悔ゆ
ゆくなみは もとつきかよう こいのみの いこうよかきつ ともはみなくゆ
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消えゆきて笑みのみ残す別れなれ交わすこの身の見えて消ゆ駅
きえゆきて えみのみのこす わかれなれ かわすこのみの みえてきゆえき
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遠ざかるげに悲しげと見切る春君とげし中逃げる風音
とおざかる げにかなしげと みきるはる きみとげしなか にげるかざおと
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冬の待つ庭の富むなり朝顔がさ有りなむとの我(わ)に妻の云ふ
ふゆのまつ にわのとむなり あさがおが さありなむとの わにつまのゆふ
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つばめさん…素晴らしいですね。
どうやって…考えるのでしょうか。私 挑戦しようと思っても無理です…。
投稿情報: まこちゃん | 2008年11 月11日 (火) 17:13
何度か作ってみると、いちおう、やり方というものは見えてきます。。。が、やはり根気がいちばん大事でしょうね。
まあ…その根気をノーマルな短歌に費やせば、同じ時間で何首かは仕上げられるような気はするんですが。
でも行き詰まった時に目先を変える効果はあると思いますし、なにより、回文短歌ができた時のよろこびは格別ですよ。クロスワードパズルがとけた時のような…(笑)
まこちゃんもぜひ~。
投稿情報: つばめ | 2008年11 月13日 (木) 02:39
消えゆきて…の歌が好きですo(^-^)o [E:#xE479]
投稿情報: まこちゃん | 2008年11 月17日 (月) 00:02
ありがとうございます~。
今まででもっともうまくできた回文短歌です(笑)
投稿情報: つばめ | 2008年11 月17日 (月) 13:22